「オオタニの素晴らしさが表れていた」MLB公式サイトも特大弾&バント安打を絶賛

アスレチックス戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
アスレチックス戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

スピード生かしてチャンスメークも

■アスレチックス 8ー4 エンゼルス(日本時間17日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手にMLB公式サイトが賛辞を送っている。16日(日本時間17日)のアスレチックス戦で、2回に右翼席への19号を放ったのに加え、直後の打席では好判断からのバント安打。2つのプレーを「大谷の素晴らしさが表れていた」と絶賛している。

 5回先頭打者として打席に入ると、カウント1-1から三塁線に絶妙のバント安打。1死からは二盗も決めチャンスを作った。バントの際の一塁への走破スピードは実に秒速9.08メートル。身長193センチの巨体を思うがままに操り、MLB公式の記事では、超一流とされる秒速9.14メートルとも、ほんのわずかな差だったと伝えている。

 エンゼルスのジョー・マドン監督も「先頭打者として出塁することで、チームがさらに得点を重ねるための後押しをした。とてもチーム打撃ができる選手だ。彼は考える力がある野球選手でもある。私が思うに、あのバントは600フィート(約183メートル)の本塁打よりも感心すべきものだ」とコメントしており、特大本塁打を打てるパワーだけではない大谷の魅力を伝えた。

 残念なのはチームの敗戦だけ。敵地でのアスレチックス3連戦では2本塁打したものの全敗に終わり、大谷の「打撃の状態はまあまあいいかなと思いますね。ただ昨日(15日)の試合に関しては、最後よりチャンスで打ちたかった」というコメントも紹介していた。

(Full-Count編集部)

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