粘着物質の取り締まりで広がる波紋 ヤ軍コールは悲痛な叫び「選手の声を聞いてくれ」

ヤンキースのゲリット・コール【写真:Getty Images】
ヤンキースのゲリット・コール【写真:Getty Images】

「シーズンの途中で思い切った変更をするのは多くの人にとって困難なことになる」

 16日(日本時間17日)に行われたブルージェイズ戦で今季8勝目をマークしたヤンキースのゲリット・コール投手。8回を投げて4安打2失点の好投で、ブルージェイズ打線を抑え込んだ。

 見事な投球で8勝目をあげたコールだが、試合後の会見では、MLBが投手による粘着物質の取り締まりルールについて言及したことを、ニューヨークの放送局「SNY」が伝えている。これによるとコールは「本当にしっかり握るのが難しいんだ。それが投手であれそれ以外であれ、ほとんど全ての選手がボールをコントロールするためになにか持っている理由の1つだ」とMLBの決定に反論している。

「SNY」によると、8回2失点と好投したコールだが、ボールの回転数はこれまでよりも落ちていたという。コールは「私たち全員、ただルールに従ってプレーしようと努めている。コミッショナーが実行すると言ったことに従ってプレーする。回転数が全てじゃない。高い回転数がなくたって良い投球はできる」と語っている。

 粘着物質の取り締まりについては「もちろん(新ルールの)意図には同意するし、フェアにすることにも同意する」と賛同しつつも「20年も30年もこのリーグで慣習になっていたのに、シーズンの途中で思い切った変更をするのは多くの人にとって困難なことになる」と語り、シーズン途中での突然の変更には難色を示す。

 突然の取り締まりにより、レイズのタイラー・グラスノー投手は右肘の靱帯を損傷し、トミー・ジョン手術を余儀なくされた。グラスノーとも話をしたというコールは「コミッショナーたちには選手の声を聞いてほしい。ボールを投げているのは私たちで、彼らはそうじゃない。頼むからただ私たちと話をしてくれ。頼むから私たちと一緒に取り組んでくれ。私たちは長年グレーゾーンにいた。誰かが怪我をするのは見たくない」と要望していた。

(Full-Count編集部)

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