大谷翔平は「正直言って完全に歩かせるべき」 打たれるよりはマシ?…敵将が白旗

「2番・投手」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
「2番・投手」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

メジャー初先発の投手が2四球を与えたが…

■エンゼルス 7ー5 タイガース(日本時間18日・アナハイム)

 今季19本塁打と強打を見せつけているエンゼルスの大谷翔平投手を、「打者」として抑える術は残されていないのか。17日(日本時間18日)に対戦したタイガースのAJ・ヒンチ監督がもうお手上げといったコメントを残している。AP通信が伝えた。

 この日、タイガースのマウンドにはメジャー初先発の右腕マット・マニングが上がった。2回にエンゼルスに先制を許し、5回2失点で負け投手に。大谷との対戦は初回1死走者なしと5回2死走者なしの場面が四球、3回は一ゴロに打ち取った。2死からの四球は首脳陣からとがめられそうなものだが、ヒンチ監督の反応は全く逆だ。

「マニングはオオタニを歩かせた。正直言ってオオタニをたくさん歩かせるべきだと思う。2点許した状態でオオタニと対戦することで、状況は難しくなる。しかし彼ら(エンゼルス)の理想より、1イニング早く大谷を降板させられたのかもしれない」と、塁を一つだけ与え、走者としての消耗を期待できる四球が最善だとでも言いたげな様子だった。

(Full-Count編集部=AP)

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