ダルビッシュ、古巣相手に5連続Kの快投で2回無失点 MLB史上最速1500奪三振なるか

ドジャース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】
ドジャース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】

2回まで無失点の好投、勝てば日本人3位タイの78勝目

■パドレス ー ドジャース(日本時間22日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が21日(日本時間22日)、本拠地でのドジャース戦で先発登板した。7勝目をかけてマウンドに上がり、初回2つの三振を奪って無失点に抑えると、その裏、パドレス打線がいきなり4点を先制し、右腕を強力に援護した。

 今季ここまで6勝2敗、防御率2.57の好成績を残しているダルビッシュはこの日が15試合目の先発。初回先頭のベッツを三ゴロ、続くラックスを四球で歩かせたが、ターナー、スミスを連続三振。危なげのない立ち上がりを見せた。

 初回を投げ終えると、この日から始まった粘着物質の取り締まりルールのため、審判団からの検査も受けた。その裏、味方打線がいきなり爆発。マチャドの3ランなどで4点を先制すると、右腕は2回も無失点。ビーティー、テイラー、マッキンストリーと3連続三振に仕留め、初回から5連続三振と奪三振ショーを展開している。

 この試合まででメジャー通算196試合に登板して1489三振を奪っているダルビッシュ。ドジャース戦で11三振を奪えば、メジャー通算1500奪三振に到達する。メジャー最速での1500奪三振到達はランディ・ジョンソン氏の206試合。ダルビッシュはこれを上回るメジャー最速達成の可能性が高くなっている。また、メジャー通算77勝をあげており、勝利投手となれば、田中将大投手(現楽天)に並ぶ日本人3位タイの78勝目となる。

【動画】手、グローブ、帽子まで… 粘着物質取り締まりのため審判のチェックを受けるダルビッシュ

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