混乱の極み!? 野手が戸惑いながら成立させた三重殺が「最も奇妙」「信じられない」

2019年はカブスでプレーしたダニエル・デスカルソ【写真:Getty Images】
2019年はカブスでプレーしたダニエル・デスカルソ【写真:Getty Images】

無死満塁でライナーを三塁手が捕球できず、転がった打球に…

 ヤンキースが今季既に3度完成させているトリプルプレー。17日(日本時間18日)にはマイナーの試合でも三重殺が成立したが、ファンが「自分の見た中で最も奇妙なトリプルプレー」と声を寄せるなど、話題になっている。

 カブス傘下3Aアイオワとツインズ傘下3Aセントポールの一戦は、アイオワが9回表に無死満塁のチャンスを迎えた。ここで9番イアン・ミラーが三遊間にライナーを放った。あらかじめ三遊間寄りに守っていたセントポールの三塁手ダニエル・デスカルソがジャンプ。打球をグラブに収めたかに見えたが捕球できず、ボールは後方に転がった。これを拾ったデスカルソは塁を見回し、走者がスタートを切っていないことを確認して捕手に送球。捕手から三塁→二塁に転送されてトリプルプレーが成立した。

 ライナーを三塁手が捕球したと見て、走者は次の塁へスタートを切らず。その結果、5→2→6→4とボールが渡ってトリプルプレーとなった。マイナーリーグが公式インスタグラムに動画を投稿すると「三塁手は意図的に落球したように見える」「????」「ヤンキースの方が上だな」「これは確かに頭脳的プレー」「走者は何が起きていたか理解していたかな?」などとファンはコメント。

 セントポールもこのプレーの動画を公式ツイッターに投稿したところ「これは普通のトリプルプレーではない」「私が思うに、4つ目のアウトも奪えた可能性もあった」「自分が見た中で最も奇妙なトリプルプレー」「これを生で見たのが信じられない」などと声が寄せられた。

【動画】ライナーに走者は帰塁するも…「最も奇妙」と称されたトリプルプレー

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