大谷翔平、“右翼看板越え”初回先頭打者弾 指揮官は呆れ顔「かつて見たことないよ」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

マドン監督は2006年から2014年までレイズを指揮していた

■レイズ 4ー3 エンゼルス(日本時間26日・セントピーターズバーグ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地のレイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で渡米後初の初回先頭打者弾となる24号ソロを放った。3試合ぶりの一発は右翼看板を越える特大弾。2006年から2014年までレイズを指揮していたジョー・マドン監督は「ここに多く来ているが、試合だろうが打撃練習だろうが、あんなのはかつて見たことないよ」と驚きを隠そうとしなかった。

 知将を驚かせたのは初回先頭だった。右腕キトリッジのチェンジアップを完璧に捉える。打った瞬間に本塁打を確信する一発は、ドームの屋根にも当たりそうな特大弾だった。スタットキャストでは453フィート(約138.1メートル)を計測。それでも、指揮官はもっと飛んでいると感じたようだ。「それは間違ってるよ。後ろの壁に当たっただろ? キャットウォークの上かスコアボードのあたりに。あれが453フィートなわけがない。申し訳ないけどね」と語った。

 アップトンが右腰を痛めて10日間の負傷者リスト入り。大谷は今季2度目の1番スタメンだった。マドン監督は「レイズがオープナーを使ってくるからでもあった。(レイズ先発キトリッジは右腕で)左打者2人(大谷とウォルシュ)の打順を上げることで、確実に初回に回るようにしたかった」と説明した。

(Full-Count編集部)

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