澤村拓一“宿敵”ヤ軍相手に1回1/3を無安打無失点　主軸を2者連続Kに抑え雄たけび

150キロ越え…威力十分スプリットを連発

■Rソックス 5ー3 ヤンキース（日本時間26日・ボストン）

　レッドソックスの澤村拓一投手は25日（日本時間26日）、本拠地のヤンキース戦に2番手として救援登板。1回1/3を無安打無失点に抑えた。防御率2.67。チームも5-3で勝利した。

　1点リードの4回2死二塁から、先発ペレスの2番手として登板した。ルメイヒューを遊ゴロに打ち取ってピンチをしのぐと、中軸との対戦となる5回も続投。ジャッジを97.5マイル（約156.9キロ）のフォーシームで中飛に打ち取り、1死からサンチェスに四球を与えたものの、スタントンを92マイル（約148キロ）のスプリットで空振り三振。続くボイトも空振り三振に仕留めると、雄叫びを上げて胸を叩く派手なパフォーマンスを見せマウンドを降りた。

　澤村は3試合連続無失点。宿敵ヤンキース戦は6月4日以来2度目の登板で、またも無失点リリーフ。投球の55％を占めたスプリットは最速94.2マイル（約151.6キロ）を記録し、6つの空振りを奪うなど威力十分だった。