ちょっとよそよそしい…!?　念願の高濱兄弟“1軍共演”が「漫画にありそうな展開」

ロッテの兄、日本ハムの弟　ともに育成選手を経験

■ロッテ 3ー1 日本ハム（26日・静岡）

　兄弟のグランドでの出会いに、見守るファンがドキドキだ。26日の日本ハム‐ロッテ戦（静岡草薙）で、日本ハムでプレーする弟・高濱祐仁内野手とロッテの兄・卓也内野手が急接近を果たすシーンが続いた。両者の性格の違いが表れた振る舞いが、ファンの話題となっている。

　この試合、弟・祐仁が「2番・一塁」で先発出場し、兄・卓也は8回から一塁の守備についた。直後の打席で弟は右越え二塁打を放ち、兄の前を駆け抜け二塁へ。9回には兄が中前打で一塁へ来ると、クールな振る舞いの兄に対し弟はニッコニコ。2人とも横浜高で強打者として鳴らしたが、プロでは一度は育成選手への登録変更を経て、再び支配下へと戻った苦労人。1軍での共演は、両チームのファンの心を打った。

　この場面を「パーソル パ・リーグTV」が「【高濱祐仁】“高濱兄弟”が揃って安打を放ち『塁上でソワソワする』【高濱卓也】」として紹介するとファンからは「兄ちゃん大好きやなこの弟」「兄が恥ずかしさ隠してる感じが好き」「ちょっとよそよそしい感じだけど、兄がヒット打った後にニヤニヤしちゃう弟」とそれぞれの心中を読んだかのようなコメントが殺到。「漫画にありそうな展開」「両親は本当にうれしいだろうね」と賛辞が相次いでいた。