大谷翔平、167キロ適時二塁打で勝ち越し 名物解説も衝撃「本当に力強い」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

4回に四球から二盗、日本人5位のメジャー40盗塁を記録

■レイズ ー エンゼルス(日本時間28日・セントピーターズバーグ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のレイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。同点で迎えた6回の第3打席で勝ち越しの適時二塁打を放った。

 1-1で迎えた6回無死一塁。変則左腕ヤーブローの初球シンカーを捉えた。右越えへの勝ち越し適時二塁打となった。打球速度は104マイル(約167.3キロ)。地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の名物解説マーク・グビザ氏が「信じられないスイングだ、本当に力強い」と称える一打だった。

 4回先頭は四球で出塁し、すかさず今季11個目の盗塁となる二盗を決めた。田口壮を抜いて日本人単独5位となるメジャー通算40盗塁。同2死三塁からゴセリンの二塁内野安打で先取点となるホームへ駆け抜けた。足でもチームに貢献した。

 この日、大リーグ機構はオールスター戦のファン投票の1次結果を発表し、大谷はア・リーグ指名打者部門で196万1511票を集めてトップ通過。28日(同29日)からの各ポジション上位3人(外野手は9人)による最終投票に進出した。

 トロピカーナ・フィールドでは2019年6月13日に日本人初のサイクル安打を達成し、25日(同26日)は渡米後初の初回先頭打者弾にバント安打。前日26日(同27日)もメジャー通算300安打となる右翼線適時二塁打と気を吐いた。チームを5連敗ストップへ導きたいところだ。

【動画】「本当に力強い」エンゼルス名物解説が衝撃を受けた大谷翔平の167キロ適時二塁打映像

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