大谷翔平、27号&28号に指揮官「見るのが楽しい」 1日の“聖地”初登板はリアル二刀流

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

メジャー4年目でヤンキー・スタジアム初登板 マドン監督明言「両方やる、投げて打つ」

■ヤンキース 11ー5 エンゼルス(日本時間30日・ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手が29日(日本時間30日)、敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」で出場。2打席連発となる27号ソロ、28号2ランを放ち5打数2安打3打点の活躍を見せた。試合後、ジョー・マドン監督は30日(同7月1日)の同戦のマウンドに上がる大谷が投打同時出場の“リアル二刀流”に決定したことを明かした。

 ヤンキー・スタジアムで大谷の勢いは止まらない。初回の第1打席は右飛に倒れたが、3回の第2打席で右翼席へ3試合連続となる27号ソロ。さらに5回無死一塁で迎えた第3打席でも打球速度112.4マイル(約181キロ)の“弾丸”28号2ランを放った。

 2打席連続本塁打は2018年8月3日(同4日)のインディアンス戦以来、実に1061日ぶり。さらに6月は13本塁打となり、2007年の7月に松井秀喜氏がマークした日本人月間最多本塁打記録に並んだ。

 チームは11失点の大敗を喫し連勝は2でストップ。それでも大谷は3試合連続ホームランを放つなど勢いは止まらない。試合後、マドン監督も「本当にプレーヤーとしても、手本としても楽しんでいる。一瞬一瞬を大事に準備し、多くのことで好感を与えている。野球を楽しんでいるのを見るのが楽しいよ」と、ここ数週間の大谷を振り返った。

 また、1日にメジャー4年目でヤンキー・スタジアムで初登板する大谷に「彼は両方やるよ。投げて打つ」と、リアル二刀流で登板することを明かした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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