元エンゼルス投手の薬物死から2年 遺族提訴も球団側は争う姿勢「主張はいい加減」

2019年7月に急逝したエンゼルス時代のタイラー・スカッグス氏【写真:AP】
2019年7月に急逝したエンゼルス時代のタイラー・スカッグス氏【写真:AP】

2019年7月、タイラー・スカッグス氏がホテルで急死

 2019年7月、エンゼルス投手だったタイラー・スカッグス氏が薬物摂取により急死した事件をめぐり、遺族が球団と2人の元職員を相手取り訴訟を起こした。球団側は「強く反対し、裁判所でこの訴訟に激しく抗弁します」との声明を発表し、真っ向から争う姿勢を見せた。複数の米メディアが伝えている。

 スカッグス氏は一昨年7月1日(日本時間2日)、遠征先のテキサス州ダラス近郊のホテルで急死。死因は自身の嘔吐物をつまらせた窒息死で、検死で体内からアルコールの他に麻薬性鎮痛剤であるフェンタニル、オキシコドン、エタノールが検出された。死因となった薬物を提供したとして、元球団広報のエリック・ケイ被告が逮捕、起訴されている。

 報道によると、スカッグス氏の妻と両親は、カリフォルニアとテキサスの州裁判所にそれぞれ提訴。ケイ被告を含む2人の元職員の過失が、死を招いたと主張している。一方で球団側は、スカッグス氏が薬物を使用していたことも、元職員が渡していたことも知らなかったと強調。「訴訟は全くメリットがなく、主張は根拠がなくいい加減なものです」との姿勢を示した。

 エンゼルスだけでなく、米球界を悲しみに包んだ悲報から2年。遺族の無念は消えず、その矛先は球団に向けられている。

(Full-Count編集部)

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