ブチ切れ41歳のご乱心… 「球種読まれた」バット取り出しベンチ殴りまくり大暴れ

レイズのリッチ・ヒル【写真:Getty Images】
レイズのリッチ・ヒル【写真:Getty Images】

2回で3被弾、感情を抑えきれず大爆発

■ナショナルズ 4ー3 レイズ(日本時間30日・ワシントンDC)

 レイズの超ベテラン、メジャー17年目41歳のリッチ・ヒル投手が試合中のベンチで及んだ行動が注目を集めている。29日(日本時間30日)のナショナルズ戦に先発すると、6回を8安打4失点で今季3敗目を喫した。ただ初回絶好調のカイル・シュワーバー外野手に先頭打者弾を浴び、フアン・ソト外野手にも右越え2ラン。2回もビクター・ロブレス外野手に左中間ソロを許すとストレスを抑えきれなくなったのか、ほかの選手もいる中でバットを持ち出しベンチに3度、4度と思い切り振り下ろし、叩きつけた。

 ヒルにも言い分があり“ご乱心”の理由を「球種が読まれていた。球種が読まれると、マウンドに上がって成功するのが一気に難しくなる。残りの4回は思い通りの投球ができた。自分の投球で(序盤に崩れて)チームに迷惑をかけるのは残念なこと。もっと良い投球ができると自分に期待しているんだ」。このような行動に及んだ心情を吐露している。

 ただレイズのケビン・キャッシュ監督は「彼は熱い男。自身にイライラしていたんだろう。多分あれで少し集中力を取り戻したんじゃないか」と、その後は無失点に抑えた超ベテランの行動に理解を示していた。

【動画】ストレスMAX…ベンチに向かってバットを振り下ろしブチ切れるヒル

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