巨人・菅野智之の辞退で更なる難局へ… 侍ジャパンに降りかかる不安要素

中川の代役として選出されることが濃厚なソフトバンク・千賀滉大投手【写真:藤浦一都】
中川の代役として選出されることが濃厚なソフトバンク・千賀滉大投手【写真:藤浦一都】

ソフトバンクの千賀は左足首の靭帯損傷から復帰も1軍登板はまだなし

 この他にも投手では楽天の田中将大投手がここまで11試合で3勝5敗、防御率3.00、中日の大野雄大投手も12試合で3勝6敗、防御率3.47とピリッとしない。阪神の岩崎優投手は不調により一時登録を抹消され、6月18日に復帰したものの、同29日、30日のヤクルト戦で2試合続けて失点しており、万全とは言えない面々が多い。

 野手陣では會澤が故障のために辞退。代わって阪神の梅野隆太郎捕手が選ばれたものの、優勝した一昨年の「プレミア12」で正捕手としてマスクを被った會澤の不在は攻守ともに、かなり痛いはずだ。

 會澤のほかにも、広島の菊池涼介内野手が新型コロナウイルスの影響で2週間超、戦線を離脱。それまで.342という高打率を残していたが、復帰後は徐々に打率が下降し、3割を切るまでに。巨人の坂本勇人内野手も約1か月の離脱があり、復帰後もまだ本来の姿にない。

 特に投手陣に不安要素が多い日本代表チーム。五輪開幕まで残り1か月弱。ここから代表選手たちはどれだけ状態を上げてこられるだろうか。

(Full-Count編集部)

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