侍ジャパン稲葉監督「リリーフとしても」 鷹・千賀とハム・伊藤の追加招集発表

侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:荒川祐史】
侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:荒川祐史】

巨人の菅野と中川の辞退を受けて追加選手を発表

 NPBエンタープライズは5日、東京五輪の日本代表に内定していた巨人の中川皓太投手、菅野智之投手の辞退を受け、代替選手としてソフトバンクの千賀滉大投手と日本ハムのドラフト1位ルーキー伊藤大海投手を追加すると発表した。

 千賀は4月6日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、ライナーを捕球した際に左足の靭帯損傷。リハビリをへて、6月中旬に実戦復帰。同月29日の3軍戦では、5回1/3を投げて4安打6奪三振1失点の結果を残した。伊藤はここまで先発として12試合に登板して6勝4敗、防御率2.65の好成績を残している。

 広島の會澤翼捕手に続き、菅野と中川が辞退となり、3選手が当初の内定選手から入れ替わることになった侍ジャパン。稲葉篤紀監督は伊藤について「シーズン中、先発として頑張っていますが、リリーフ適性の高さも評価しています。インコースにもしっかり投げることができ、スライダーのコントロールも良く、初見では対応しづらい投手だと思います。持ち前のマウンド度胸で、思い切り自分のピッチングをして欲しいです」と評価した。

 また、菅野に代わる投手の柱として期待される千賀には「千賀投手は球界を代表する投手の1人です。左右の打者関係無しに、自分の持っているものを出してくれれば、おのずと結果がついてくると思います。先発はもちろん、WBCで中継ぎを経験していることも大きな武器です」とコメントしていた。

(Full-Count編集部)

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