“オオタニ枕”が欲しくて球場大騒ぎ 試合前に長蛇の列…物語る大谷翔平の絶頂ぶり

Rソックス戦に「2番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
Rソックス戦に「2番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ファンが殺到…警備員が開門時間を早める事も検討したほど

■Rソックス 5ー4 エンゼルス(日本時間6日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地でのレッドソックス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で18試合ぶりの“外野への単打”となる左前打を放った。この日が27歳の誕生日で、2年ぶりのバースデー安打。試合前には、大谷の顔がデザインされた“枕”が配られ、来場者たちが長蛇の列を作る大騒ぎとなった。

 貴重な大谷グッズが欲しくてたまらない。球場には試合前から多くのファンが押し寄せた。米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者は「枕をもらうために試合前に大勢の人が列に並んだため、警備員は普段よりもゲートを早く開けるべきなのかどうか考えていた」とツイート。熱狂ぶりをうかがわせる事態だった。

 中には、大きな袋に詰め込んで大量ゲットしたファンも。取材する記者たちも、わざわざツイッターに入手報告するなど、二刀流のバースデーを楽しんでいるようだった。

 大谷はこの日、3点を追う5回1死二塁の場面で左前打。二塁走者のロハスが本塁に突入し、1度はセーフ判定でタイムリーかと思われたが、チャレンジの末にでアウトに覆った。1点差に迫り、なおも9回2死一、二塁で迎えた第5打席では、シフトに阻まれてニゴロに。5打数1安打で打率.277。チームは4-5で敗れたが、“大谷を堪能”する1日だった。

【画像】球場は大騒ぎ…ファンも記者もゲットして喜んだ“オオタニ枕”

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