大谷翔平、速球と50キロ差の遅球に米喝采「えげつない」「クレイジー」
レッドソックス打線に緩急差を植え付けた大谷のスローカーブ
■エンゼルス 5ー3 Rソックス(日本時間7日・アナハイム)
6日(日本時間7日)の本拠地・レッドソックス戦で今季4勝目、日米通算50勝目をマークしたエンゼルスの大谷翔平投手。「2番・投手」で10度目の投打同時出場すると、今季最長タイの7回を投げて5安打2失点と好投した。打っても初回に自ら同点打を放って投打に躍動し、勝利投手となった。
制球力の良さが際立ったこの日の大谷の投球。今季2度目の無四球で、89球のうち65球がストライクでストライク率は73%を記録した。変化球も効果的に使い、中でも、ストレートとの球速差が50キロにもなるカーブは目を見張るものがあった。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、大谷の98マイル(約158キロ)のストレートと68マイル(約109キロ)のスローカーブを重ね合わせた“オーバーレイ動画”を公開。驚異的な緩急差が分かる動画にファンからは「凄く美しい」「えげつない」「この男は別の惑星出身だろう」「魅惑的」「30マイルの違いはクレイジー」とコメントが寄せられていた。