菊池雄星、5回5失点で4敗目　自身の連勝は5でストップ、自己最多7勝目ならず

初回にいきなり3失点すると、2回にも2失点

■ヤンキース 5ー4 マリナーズ（日本時間8日・シアトル）

　マリナーズの菊池雄星投手が7日（日本時間8日）、本拠地でのヤンキース戦に先発し、5回5失点で4敗目を喫した。初回からヤンキース打線につかまって序盤で失点が重なり、自己最多の7勝目はお預け。マリナーズは反撃も及ばず、菊池が敗戦投手となった。

　目下、自身5連勝中だった菊池が初回にいきなり乱れた。1死からジャッジ、サンチェスに連続四球を与えて一、二塁のピンチを招くと、2死としてから、ボイトに左前適時打、トーレスにも左前適時打を浴びて初回にいきなり3点を失った。

　2回は先頭のロカストロに二塁打を浴びると、1死三塁からジャッジに左翼スタンドへと消える20号2ランを浴びて2点を失った。さらにスタントン、ボイトに連打を浴びて、再びピンチに。この窮地はなんとか凌いだものの、2回までに5点を失った。

　3回以降は立ち直りを見せて、5回まで投げ切ったものの、5回8安打3四球5奪三振5失点で降板。マリナーズは終盤、1点差まで詰め寄ったものの、追いつくことはできずに敗れた。5月17日（同18日）のタイガース戦以来の黒星となる4敗目を喫し、自身の連勝は5でストップとなった。

（Full-Count編集部）