大谷翔平を「常に警戒する必要あり」 敵軍監督が描く“包囲網”「プランはある」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

10日のマリナーズ戦に大谷は「2番・DH」でスタメン出場

■マリナーズ ー エンゼルス(日本時間10日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地でのマリナーズ戦(試合開始11時10分)に「2番・指名打者」で先発出場する。ここまでメジャートップの32本塁打を放っており、2試合連続の33号弾に期待が集まる。

 メジャートップの32本塁打を放っている大谷に対しては、相手からのマークも厳しさを増す。マリナーズのスコット・サービス監督は試合前の会見で大谷について「各球団に1人はダメージを与える力を持つ選手だったり、絶好調の選手がいる。彼はそういった選手の1人。(トラウトが離脱している今)常に彼を警戒する必要がある」と、最大級の警戒を示している。

 同監督は綿密な大谷対策を練っていることを明かし「今はマッチアップを更に気にするように(自分たちも)なっていると思う。持っている球種や対戦成績を基に、我々のブルペンで誰が彼と対戦する上で最適なのかということにね。このシリーズに向けてプランはあるから、遂行することが鍵になる」とコメント。大谷封じの“策”を準備していることを匂わせた。

 この日のマリナーズの先発はエース左腕のマルコ・ゴンザレス投手。大谷は通算11打数1安打の打率.091と苦戦を強いられている“天敵”だ。マリナーズが敷く“オオタニ包囲網”を破り、チームを勝利に導く一打を放てるだろうか。

(Full-Count編集部)

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