退場→少女泣かす→謝罪の贈り物 感動呼んだ“交流”から3週間…再びブチ切れ退場

レッズのジョーイ・ボット【写真:Getty Images】
レッズのジョーイ・ボット【写真:Getty Images】

3週間前にもハーフスイングの判定に抗議して退場したばかり

■レッズ 4ー3 ブルワーズ(日本時間11日・ミルウォーキー)

 レッズの主砲ジョーイ・ボット内野手が10日(日本時間11日)、敵地でのブルワーズ戦で、ストライク判定を巡ってまたも退場処分となった。3週間前、退場によって6歳の少女を悲しませ、お詫びの印に贈り物をした“秘話”が感動を呼んだばかり。懲りない激昂とも受け取れるが、ファンからは判定に対する同情の声も寄せられている。

 8回表1死一、二塁の場面で、ブルワーズのボックスバーガーが投じた6球目は外角高めに。ボットはハーフスイングでバットを止めたかと思われたが、空振り三振に倒れた。スイングの判定をした三塁塁審の方を見ながら、何度も吠えた結果、退場がコールされた。

 遡ること3週間。ボットは6月19日(同20日)にも、ハーフスイング判定に抗議して退場に。その日、人生で初めてMLBを現地観戦していた少女アビゲイルちゃんは、大好きな選手が初回にいなくなったことで泣きべそをかいていた。それを知ったボットは、球団を通じて手書きメッセージ入りボールを贈り、翌日の試合に招待。少女との対面も果たした“神対応”で、ファンから好感を得ていた。

 またもや同じ行為を犯し、アビゲイルちゃんも悲しんでいそうだが、ファンからは判定に対して擁護する声が少なくない。地元テレビ局「NBC15 News」でスポーツレポーターを務めるジョージ・バレッチ氏がツイッターで動画を公開すると、「今週末の審判団の酷さを考えると、ボットの不満も理解できる」「審判が酷い。あれはスイングではない」とのコメントが並んだ。一方で「また少女に謝罪のボールをプレゼントしないとな」との意見も。プレーに対して熱くなるのはいいが、退場しない程度にしてほしい。

【動画】スイングの判定に激昂するボット…また退場処分も「審判が酷い」

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