大谷翔平、HRダービー制覇への“3つのポイント” 今季のルール変更“追い風”に

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

全3ラウンド4分制→準決勝まで3分、決勝は2分に

 エンゼルスの大谷翔平投手は、メジャー4年目の前半戦を終え、いよいよ自身初のオールスターゲームに臨む。12日(日本時間13日)のホームランダービーにも、日本人として初めて出場。舞台となるコロラド州デンバーのクアーズ・フィールドは標高約1600メートルに位置し、気圧が低いため打球が飛ぶことで知られる。さらに今年行われたルール変更では、“大谷有利”の状況もにじむ。

 8選手が集い、トーナメント方式で1対1で対戦。1回戦、準決勝、決勝の3ラウンド制で、これまでは持ち時間4分だったが、今年は準決勝までが3分、決勝は2分に短縮された。各ラウンドの規定時間終了後、1分間の休憩を挟み、全ての打者に30秒の持ち時間が加算される。翌日に史上初の二刀流出場が期待される大谷にとっては、体力温存には格好の短縮だ。

 さらに、これまでは規定時間内に440フィート(約134.1メートル)以上の特大弾を2本以上放てば30秒が追加されていたが、こちらも475フィート(約144.8メートル)以上を1本打てば30秒に変更。2本以上でさらに30秒間が加えられる。大谷は今季、出場選手の中で最長となる470フィート(約143メートル)の一発を放っているだけに、飛距離加算は十分に狙える。

 本数が並んだ場合は、60秒間のサドンデスで決着をつける。それでも勝者が決まらなければ、勝者が決まるまで3スイング制のサドンデスを行う。例えば2019年の準決勝では、ゲレーロJr.(ブルージェイズの)とピーダーソン(ドジャース)が2度の延長戦を演じ、40本対39本で決着がついたケースもある。

 必然的に有利になるのは“後攻”。対戦相手の本数を上回った時点で終了となるため、規定時間を待たずして決着をつけることができる。今季ここまで両リーグ単独トップの33本塁打を放っている大谷は、第1シード。各ラウンドともシード下位の選手が先攻を務めるため、大谷は決勝まで後攻で戦える。

 時間短縮、飛距離ボーナス、常に後攻――。“3つのカギ”が、ダービー制覇の大きな追い風となってきそう。日米のファンやメディアだけでなく、数多の視線が特大アーチを待っている。

(Full-Count編集部)

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