大谷翔平、球宴“パープルカーペットショー”に登場 濃紺ジャケで笑顔「新鮮な感じ」
水原一平通訳、球団関係者と登場した
エンゼルスの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われるオールスター戦前にレッドカーペットショーに登場した。ロッキーズカラーにチェンジした“パープルカーペット”に水原一平通訳、球団関係者と共に姿を見せた。大谷は「こんなことはないので。貴重な体験をさせてもらっているなと。新鮮な感じでやらせてもらっています」と初々しく語った。
パドレス・タティスJr.は上下ピンクのスーツ。多くのオールスター選手がド派手なパーティ衣装で決める中、大谷は濃紺ジャケット、白のTシャツ、白のスニーカーと清楚な装いだった。それでも、まるでファッションモデルのような着こなしだった。地元放送局のインタビューに応じ、ファンからの声援には笑顔を見せた。大谷は「オールスターは日本でもありましたけど、ここまで大きくやらない。なかなかない経験かなと思います。(お祭りモードは)あんまり得意な感じではない。楽しめたらと思っているので、来年から何回も来られるように頑張りたい」と話した。
この日のオールスター戦にはア・リーグの「1番・指名打者」兼先発投手で出場する。球宴初のリアル二刀流で、降板後もDHとして出場できる特別ルールが採用された。日本人選手の先発登板は1995年野茂英雄(ドジャース)以来26年ぶり2人目だ。「ご飯食べてすぐ寝ました。そうですね、眠いですけど、何とか頑張りたいなと思います。ナショナル・リーグのトップの選手とやる機会はそんなにない。貴重な経験かなと思います。勉強も出来ると思うので、楽しみにしています」と意気込みを語った。