大谷翔平、球宴史上2人目の偉業達成 先発投手で161キロ超えはセール以来

オールスターに先発登板したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
オールスターに先発登板したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

スタットキャスト導入以降で100マイル超を記録した先発投手は2人目

■ナ・リーグ ー ア・リーグ(日本時間14日・デンバー)

 MLBのオールスターは13日(日本時間14日)、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで開催された。エンゼルスの大谷翔平投手は「1番・指名打者」兼先発投手を務めた。初回先頭の第1打席は3度のサイ・ヤング賞右腕シャーザー(ナショナルズ)と対戦してニゴロ。初回の投球は無安打無失点と好投し、最速は100.2マイル(約161.3キロ)をマークした。

 初回先頭の打席ではシャーザーの前にニゴロ凡退。先発マウンドでは初回、先頭のタティスJr.を左飛、マンシーをニゴロ、アレナドを三ゴロに抑えた。アレナドへの1ボール2ストライクからの4球目で最速100.2マイル(約161.3キロ)を記録。2回はリン(ホワイトソックス)がマウンドに上がり、“投手・大谷”は1イニングでお役御免となった。

 球宴史上初となる二刀流で出場した大谷が、マウンドでまた新たな偉業を達成していた。MLB公式サイトでデータ解析システム「スタットキャスト」を担当するデビッド・アドラー記者は「スタットキャストが導入されてから、オールスターで先発した投手で100マイル以上を計測した投手はオオタニと2018年のクリス・セールしかいない」とツイート。大谷が球宴の歴史に新たな記録を刻んだ。

 大谷が100マイルを超えたのは、今季初登板だった4月4日のホワイトソックス戦以来、3か月ぶりのこと。大谷は3回の第2打席ではニゴロに倒れ、打者としては2打数無安打に終わり、5回に代打を送られお役御免となった。

(Full-Count編集部)

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