大谷翔平vsバーランダー 故障離脱中の226勝右腕との再戦を弟が熱望「待ちきれない」

エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

ベン・バーランダー氏「彼がやっていることは信じられないくらい素晴らしい」

 エンゼルス大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、初出場したオールスターでファンを魅了した。ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで開催された夢舞台に「1番・指名打者」兼先発投手で出場。投球では160キロ超の剛速球を連発させて1回を3人で退けた。打席は二ゴロ、一ゴロの2打数無安打だった。

 そんな大谷にファンも大興奮だ。サイ・ヤング賞を2度受賞し、MLB通算226勝を誇るジャスティン・バーランダー投手(アストロズ)の弟で、「FOX Sports」のアナリストを務めるベン・バーランダー氏は“大谷マニア”として知られる。この日対面を果たし、「ついに彼に会えたんだ」と喜びを語った。

 自身のツイッターに自撮りしたとみられる写真を投稿したバーランダー氏。その出で立ちが凄い。大谷の投打の写真がプリントされたTシャツを着用し、「SHO-TIME」と描かれたハチマキを巻いている。

 そんなバーランダー氏が大谷との対面後に感想を問われると、“大谷愛”に満ちたコメントを発した。「アイ・ラブ・ショウヘイ・オオタニ! ついに彼に会えたんだ。長い間彼について話してきた。彼がしていることに本当に感謝している。投手として、打者として、私も大学生の頃に(二刀流を)やろうとしていたが、難しすぎた。彼がしていることは途方もないことだよ。野球界にとっても彼がやっていることは信じられないぐらい素晴らしい。本当にショウヘイ・オオタニが大好きだ!」。

 自身もマイナーリーグでのプレーを経験。大学では二刀流に挑戦し、断念して野手を選択したこともあり、バーランダー氏は大谷への強い尊敬の念を常々示している。昨年9月30日に右肘のトミー・ジョン手術を受けた兄との再戦について問われると次のように答えた。

「クールなことだね。兄が怪我から戻ってきて彼とまた対戦するのが待ちきれないよ。彼は今こんなにビッグになったからね。2人の再戦がどうなるか今から待ちきれないよ」。兄と、敬愛する大谷との対戦を熱望していた。

【写真】“大谷愛”あふれるコーディネートを披露したベン・バーランダー氏

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