大谷翔平が「インクレディブルなスピード!」 1秒で9.1m進んだ“超足”に解説絶叫

7回の第4打席で一塁内野安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
7回の第4打席で一塁内野安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

エンゼルスOBグビザ氏も呆気にとられる「訳が分かりません」

■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間19日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、本拠地でのマリナーズ戦でただの一ゴロをヒットに変えた。「2番・指名打者」で先発出場。7回の第4打席でマークした一塁内野安打に、現地の解説も「インクレディブルなスピード!」と目を見張った。

 初回1死では空振り三振に倒れ、前夜からの5打席連続三振はメジャー自己ワーストに。その後は3回2死一、三塁の第2打席と5回2死一塁の第3打席はそれぞれ四球を選んだ。快音が出ないまま迎えた第4打席、打球は一塁奥へのボテボテのゴロとなったが、捕球した一塁手と競走してセーフに。スプリントスピードは秒速30フィート(約9.1メートル)の圧倒的スピードだった。

 本拠地を沸かせた“足”を地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」で解説を務めるエンゼルスOBのマーク・グビザ氏は「これはインクレディブルだ! これはインクレディブルなスピードだ! どうやってこれをセーフにできるのか、訳が分かりません」と大絶叫した。

 興奮はおさまらず、リプレーを見ながら「彼がどれだけ速いか見てください。秒速30フィートのエリートなスピード! ところで明日彼は先発します」と説明。たとえ快音でなくとも、見る者の心を躍らすプレーをする二刀流に対し「アンビリーバブルだ、ショウヘイ・オオタニ!」と賛辞を送っていた。

(Full-Count編集部)

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