「間違いなく強烈」大谷翔平に187キロ“弾丸”二塁打許した投手の目がテン

第2打席で二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
第2打席で二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

対戦は3打数1安打、二塁打1本、好守に阻まれ打点なし

■アスレチックス 4ー1 エンゼルス(日本時間20日・オークランド)

 エンゼルス・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)のアスレチックス戦で3回、打球速度115.8マイル(約187キロ)という弾丸のような二塁打を放った。これを許した左腕コール・アービン投手が驚きをもってその瞬間を振り返っている。

 大谷はこの日「2番・投手」で先発し、後半戦初となるリアル二刀流をこなした。3回、2死一塁の場面で打席に入り、カウント0-1から91.4マイル(約147キロ)の内角直球を中堅へはじき返した。あまりのハードパンチにコービンも「甘い球を捉えられた。間違いなく強烈な当たりだったね」と目を丸くした。

 ただ、一塁走者は本塁を突くもアウト。中堅手、遊撃手、捕手と返球をつなげ、生還を許さなかった。チーム力が現れたプレーにコービンも「(中堅の)ラモンは打球を素早く処理した。そして(遊撃の)アンドラスは肩が強いからショーン(捕手のマーフィー)にライフルのような送球をした」と感謝しきりだ。

 大谷が6回無失点と好投したが、アービンも7回無失点。大谷との対戦は初回に中飛、6回には空振り三振を奪い3打数1安打で終えた。「彼が打線に入っていることを意識しないといけない」というほど事前から警戒しており「相手打線を入念に調べ、アウトを奪う方法を見つけるのは僕のやるべきことの一つ。彼は投球も打撃もできるし、走れる選手。今日は彼をうまく対処出来たと思う」と結果に胸を張っていた。

(Full-Count編集部)

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