“オオタニ効果”が敵地にも… 大谷翔平vs前田健太で今季の最多観客数を更新

対戦した前田健太(左)と大谷翔平【写真:AP】
対戦した前田健太(左)と大谷翔平【写真:AP】

ターゲット・フィールドには今季最多の2万3337人が来場

■エンゼルス 3ー2 ツインズ(日本時間23日・ミネソタ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、敵地でのツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場し、4打数無安打3三振に終わった。前田健太投手との日本人対決は空振り三振、二ゴロ、空振り三振で3打数無安打2三振だった。

 大谷は不発に終わり、ホームゲームだった前田も7回3失点で4敗目を喫したこの日の試合。ただ、敵地ターゲット・フィールドには明らかな“オオタニ効果”があり、今季最多の2万3337人の観客がスタンドに訪れた。

 二刀流として米球界にセンセーションを巻き起こし、オールスターにも史上初めて二刀流で出場した大谷。その注目度は地元のみならず、敵地でも高まるばかり。ツインズの試合を中継する地元テレビ局「バリー・スポーツ・ノース」でも「ショウヘイ・オオタニが街に来たことで興奮が高まっている」とし、試合前の様子をレポートした。

 動画内でキャスターのオードラ・マーティンさんは「ショウヘイ・オオタニとケンタ・マエダのマッチアップはそんなに頻繁にあることではありません。この野球というゲームを愛する人なら誰でもこのマッチアップの大きさを理解できるかと思います。ファン、メディア、そして選手に至るまで。ツインズのフロントオフィスの人たちと今日話をしましたが、チケットの売り上げが顕著に上昇し、今シーズン最高の観客数を見込んでいるとのことでした」とレポート。その通りに今季最多観客数を記録した。

 また、取材に訪れたメディアの数も倍増したようで、マーティンさんは「メディア席に関しても、通常の試合の日はメディア関係者は20人ほどですが、今日はその倍以上でした」と伝えていた。この日は4打数無安打に終わった大谷だが、敵地のファンでさえも、大谷の一挙手一投足に注目しているようだ。

(Full-Count編集部)

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