侍ジャパン稲葉監督、ソフトの激闘で“打”を再認識 「国際試合ではホームランが大事」

右脇腹違和感のギータは強化試合出場翌日も異状なし

 一方、右脇腹の違和感を抱えて一部別メニュー調整が続いていた柳田悠岐外野手(ソフトバンク)は、前日(25日)の強化試合にスタメン出場し6回までプレーしたが、一夜明けたこの日も「トレーナーから『大丈夫。特に悪くなったりしていない』と報告を受けました」と一安心。本番にはベストメンバーで臨めそうだ。打順は、27日の予告先発でドミニカ共和国の先発投手を見てから決めるが、その相手先発候補には巨人の左腕CC・メルセデス投手の名前も挙がっている。

 また、野球競技開幕前の27日にはひと足早く、横浜スタジアムで日本と米国でソフトボール決勝が行われる。「(日本代表の)皆さんの試合を見ていると、1球に込める魂、一塁へ走る時にもなんとかセーフになろうという思いが、テレビ画面を通して伝わってくる。我々も同じ気持ちで取り組まなくてはならない」と稲葉監督は語気を強めた。

 さらに「ソフトボールでもホームランが決勝点となっている。やはり国際大会は、機動力野球だけではなかなか勝っていけない。スピードとパワー、特にホームランが大事になる。そういう意味で通じる部分があると思いながら見ていた」とも語った。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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