大谷翔平、鮮やかな“復調”は「休養日が功を奏した」 二刀流熱望を指揮官は快諾

試合前に報道陣の取材に応じるエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】
試合前に報道陣の取材に応じるエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】

欠場明けは7打数4安打、1本塁打「最後の2試合は良い状態に見えた」

■エンゼルス ー ロッキーズ(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日・試合開始10時38分)、本拠地でのロッキーズ戦に「2番・投手」で出場する。投打同時出場は12度目。メジャー自己最多5勝目、2試合連発となる36号本塁打に期待がかかる。ジョー・マドン監督は試合前の会見で「彼は、投げて打つことを本当に熱望していた。ユニークな若者で、非常に傑出している。活躍する準備ができているようだった」と期待した。

 オールスターゲーム後に状態の悪さが指摘される中で、23日(同24日)のツインズ戦は欠場。指揮官は「ミネソタで休養日を設けたが、それが功を奏したと思う」と語った通り、直近2試合では7打数4安打、1本塁打と鮮やかな復調を見せた。マドン監督の目にも頼もしく映ったようで「最後の2試合は良い状態に見えた。昨日は大きなホームランも打ったしね」と大きくうなずいた。

 大谷は、前回投打同時出場した19日(同20日)の敵地・アスレチックス戦では6回8奪三振3安打無失点と好投したものの、勝ち負けは付かず。打撃では4打数1安打だった。オールスター明けの後半戦では2度目の登板となる。打席で本来の姿が戻ってきただけに、マウンドでの躍動にも期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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