鷹、後半戦の“新戦力探し”開始 中谷2ランなどアピールに工藤監督「新鮮だったね~」

甲斐野が復活登板「『打てるものなら打ってみろ』という投球も見せてほしい」

 適時二塁打のリチャードをはじめ、若鷹たちのアピールにも「新鮮だったね~。今後も楽しみですね。ワクワクしながら見てましたよ。ま、1回と2回だけで3回以降はヒット1本でしたけど」と笑いながらも「最初から集中していたということ」と2回までの4得点にご機嫌な様子を見せていた。

 投手陣では甲斐野が復活登板を果たすも一発を浴びて1失点。それでも工藤監督は「打たれるのはいい。あえて言ったのは次の打者に変化球、変化球で行ったところ。あえて真っすぐで『打てるものなら打ってみろ』という投球も見せてほしい」と注文を付けた。

 想定外だったのが先発・笠谷の負傷交代だ。4回まで無安打投球を続けながら、5回に犠飛のカバーで捕球した際に左指を負傷して出血。指揮官は「利き手でカバーするのは自分のミス。どれくらいで投げられるようになるのかは分からない。明日トレーナーと話をしてから」と語った。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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