侍ジャパン、7回に先制許す 山本好投も継投裏目、2番手・青柳が痛打浴びる

2番手で登板した侍ジャパン・青柳晃洋【写真:Getty Images】
2番手で登板した侍ジャパン・青柳晃洋【写真:Getty Images】

7回からマウンドに上がった青柳が3本の安打を浴びて2点を奪われる

■日本 ー ドミニカ共和国(28日・グループリーグ・福島)

 東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」は28日、福島・あづま球場でドミニカ共和国とグループリーグA組の初戦を戦った。野球競技の開幕戦となったこの一戦。日本は7回に先制を許した。

 息詰まる投手戦が展開された。日本の山本由伸投手(オリックス)、ドミニカ共和国のCC・メルセデス投手(巨人)の両先発が好投。山本が6回まで2安打とドミニカ共和国打線を封じ込めると、メルセデスも日本打線をわずか1安打にねじ伏せ、試合は終盤までこう着状態が続いた。

 日本は7回に先制を許した。この回、好投していた山本から2番手の青柳晃洋投手(阪神)へとスイッチ。右腕は先頭のフランシスコに中前安打を許すと、1死からメヒアにも中前安打。2死一、二塁からバレリオに左中間を破られて、2人の走者が生還し、2点を先制された。

 五輪の野球競技は2008年の北京五輪以来、13年ぶりに復活。侍ジャパンはオープニングラウンドA組で世界ランク5位のメキシコと7位のドミニカ共和国と同組となり、28日にドミニカ共和国と開幕戦を戦う。A、B組のグループリーグでは各国の順位を決め、その後は全チームが参加する敗者復活を含む変則的なノックアウトステージで優勝を争うことになる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY