Rソックスがシュワーバーを電撃トレードで獲得 期限間近に大型トレードが続出

ナショナルズからレッドソックスへの移籍が決定したカイル・シュワーバー【写真:AP】
ナショナルズからレッドソックスへの移籍が決定したカイル・シュワーバー【写真:AP】

ドジャースはナショナルズのシャーザーとターナーをW獲得すると米メディアは報じている

 レッドソックスは29日(日本時間30日)、ナショナルズのカイル・シュワーバー外野手をトレードで獲得したと発表した。シュワーバーは今季ここまで25本塁打を放っている大砲。現在、負傷者リスト入りしている状況での電撃トレードとなった。

 シュワーバーは2015年にカブスでメジャーデビューし、2017年には30本塁打、2019年には自身最多の38本塁打を放っているメジャー屈指の長距離砲だ。今季は6月に本塁打を量産。歴代2位となる月間16本塁打を放っていたが、オールスター直前に負傷者リスト入りしていた。シュワーバーの交換要員として、ナショナルズには傘下マイナーリーグの右腕アルド・ラミレス投手が移籍する。

 MLBでは30日(日本時間31日)のトレード期限が迫り、この日は大型トレードが続出した。ヤンキースはレンジャーズからジョーイ・ギャロ外野手、元中日のジョエリー・ロドリゲス投手を獲得。さらに、カブスからアンソニー・リゾ内野手もトレードで補強した。レッドソックスはリゾを逃したことで、シュワーバーにターゲットを変更。トレードを一気にまとめた。

 また、ドジャースがナショナルズのマックス・シャーザー投手、トレイ・ターナー内野手をダブル獲りすると米メディアが一斉に報道。一時はパドレス入りが有力と報じられていたシャーザーだったが、同地区で優勝を争うドジャースが獲得レースに参戦した模様。交渉は最終段階にきているとされ、成立間近と見られている。

(Full-Count編集部)

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