9月開催予定の野球U-18ワールドカップを延期 コロナの世界的感染拡大止まらず

2019年の「WBSC U-18ワールドカップ」に出場した日本代表【写真:荒川祐史】
2019年の「WBSC U-18ワールドカップ」に出場した日本代表【写真:荒川祐史】

米フロリダ州、大リーグのキャンプ地で9月開催予定だったが来年以降へ

 WBSC(世界野球ソフトボール連盟)は29日(日本時間30日)、今年9月に米フロリダ州ブラデントンなどで行う予定などで行う予定だったU-18ワールドカップを、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を理由に2022年へ延期すると発表した。

 この大会は1981年に始まった世界AAA野球選手権大会をルーツとし、2015年から「WBSC U-18ワールドカップ」に改変。隔年開催が基本で、今回が通算30回目となる予定だった。

 近年は開催が8月後半以降となり、日本も甲子園出場選手を代表に組み込むことが可能となった。高校生選抜で「侍ジャパンU-18」チームを組織して参加してきた。ただ現大会名になってから、甲子園などで行われ清宮幸太郎(早実、現日本ハム)らがいた2015年が2位、カナダ開催の2017年が3位、韓国開催で奥川恭伸投手(星稜、現ヤクルト)らがいた2019年が5位という成績で優勝はない。

 今秋の大会は9月10日~19日までの日程で、オリオールズとパイレーツのキャンプ地の球場を使い行われる予定だった。新しい大会日程は今後検討される。

(Full-Count編集部)

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