大谷翔平にもトレードの可能性あった? エ軍GMが語った方針「私は何事にも柔軟な姿勢」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ヒーニー、ワトソンの放出は「理にかなっていると感じている」

 7月30日(日本時間7月31日)に期限を迎えたMLBのトレード期間。マックス・シャーザー投手とトレイ・ターナー内野手がナショナルズからドジャースへと移籍するなど、例年以上に大型トレードが続出する活況のトレードデッドラインとなった。

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスはアンドリュー・ヒーニー投手をヤンキースへ、トニー・ワトソン投手をジャイアンツへと放出。トレードが噂されていた守護神のライセル・イグレシアス投手や先発のアレックス・コブ投手はロースターに残し、プレーオフ進出にも希望も残した、売り手とも買い手とも言い切れないトレード戦略となった。

 このトレード戦略について、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが、地元局「バリースポーツ・ウエスト」の試合中継に出演してコメント。その中で、大谷翔平投手のトレードの可能性についても触れられた。

 実況のリッチ・ワルツ氏から「私の想定では『投球と打撃の両方をやる選手は(トレード相手として)可能ですか?』という問い合わせを受けていないと思いますがどうでしょうか?」と質問が。これに対して「問い合わせはどの選手にもあるものです」と回答した。

 さらに、ミナシアンGMは「私の立場からしても、間違いなくトレードが(他の選手よりも)難しい存在はいます。しかし、私は何事にも柔軟な姿勢です。他球団からのアイデアを受け入れています」とも。いかなる可能性も否定しない姿勢を示していた。

 トレード期限前の48時間は「あまり寝ていない」というミナシアンGM。ヒーニーとワトソンを放出し、マイナー5投手を加えたトレードに関しても「球団をより良くするための機会を探していた。今回の2つのトレードは理にかなっていると我々は感じている」と胸を張っていた。

(Full-Count編集部)

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