菊池雄星が自己最多7勝目、6回92球の力投に指揮官絶賛 「燃料が切れてきたと思いきや」

レイズ戦に先発し7勝目を挙げたマリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】
レイズ戦に先発し7勝目を挙げたマリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】

初回の先頭打者にソロを浴びるも、その後は要所を締め6回2失点

■マリナーズ 4ー2 レイズ(日本時間4日・セントピーターズバーグ)

 マリナーズの菊池雄星投手は3日(日本時間4日)、敵地レイズ戦に先発し6回6安打2失点の好投でメジャー自己最多の7勝目をマークした。直球が走らない中でも6回を投げ抜いた左腕に、スコット・サービス監督は「ユウセイのタフネス、投球の組み立てが非常に効果的だった」と称えた。

 初回の先頭打者アロサレーナにいきなりソロを浴びたが、その後は要所を締め6回2失点、92球の力投。ア・リーグ東地区で首位のレイズを相手に7勝目を挙げた左腕をサービス監督は「ユウセイ・キクチはベストな投球ではなかった。それでも彼は良い投球をしていた」と振り返った。

 2点リードの6回は先頭のディアスを空振り三振、続くメドーズには左前打を許したがマーゴーを中飛、ロウを空振り三振に仕留めた、気迫全開の投球を見せ「6回が大きなイニングだった。燃料が切れてきたかと思いきや、より速い球を投げてきた」と賛辞を送った。

 この日はチェンジアップを有効に使い、打者を翻弄するなど配球面でも普段とは違った姿を見せていただけに「若いキャッチャーのカル・ラリーが非常に良い仕事をしていた。彼の功績を称えたい」と、バッテリーで掴んだ勝利に笑みを浮かべていた。

(Full-Count編集部)

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