「まるでヨーヨーみたいだ」 侍ジャパン・山本由伸の落差激しい“魔球”に米興奮

4日の韓国戦に先発した侍ジャパン・山本由伸【写真:AP】
4日の韓国戦に先発した侍ジャパン・山本由伸【写真:AP】

韓国戦で6回途中2失点の粘投、驚異の落差を見せたカーブに米投球分析家らが反応

 野球日本代表「侍ジャパン」で、エース格として活躍を見せる山本由伸投手(オリックス)の“魔球”が注目を集めている。4日の横浜スタジアムで行われた韓国戦で打者を牛耳ったカーブに、米投球分析家も「他に類を見ないほど華麗なカーブを生み出している」と絶賛している。

 山本は宿敵・韓国戦で6回途中を5安打9奪三振2失点の粘投を見せ、チームの勝利に貢献。伸びのある直球、フォーク、カットボールなど多彩な変化球を操ったが、その中でも驚異の落差を見せたカーブに焦点を当てたのは「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏だった。

 自身の公式YouTubeでは「これは世界で最もえげつないカーブだろうか? この映像に注目」とし、山本が韓国打者を相手にカーブで三振を奪う様子を公開。手首を返し、親指で弾くような独特な握りから放たれる“魔球”に「まるでヨーヨーみたいだ。そのユニークな握り方で、他に類を見ないほど華麗なカーブを生み出している」と表現した。

 この投球にはアスレチックスやメッツなど複数球団でプレーし、今年4月に引退した元左腕のジェリー・ブレビンス氏も反応しており、フリードマン氏は「私のこのツイートをしたとき、13年間メジャーでプレーし、カーブのスペシャリストだったジェリーでさえ注目した程だった」と、その凄さを語っていた。

(Full-Count編集部)

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