「MLBでインパクトを残す可能性が高い」 米メディアが注目した侍戦士2人は?

準決勝の韓国戦に勝利し7日の決勝に進んだ侍ジャパン【写真:Getty Images】
準決勝の韓国戦に勝利し7日の決勝に進んだ侍ジャパン【写真:Getty Images】

山本由伸は「注目しておくのに早過ぎるということはない」

 東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」は、無敗の快進撃で7日に米国との決勝を迎える。米テレビ局「CBSスポーツ」では、五輪に出場している注目の5選手を紹介。「いつの日かMLBでインパクトを残す可能性が高い」と待望する候補の中に、鈴木誠也外野手(広島)と山本由伸投手(オリックス)が入った。

 記事では鈴木について「FAになるのはあと数年先だが、注視しておく価値がある選手だ」と特筆。五輪では準決勝まで打率.067と不振に陥ってはいるものの「NPBでトップクラスの活躍をしている打者。守備面では平均以上の右翼手」と評価している。一方で「盗塁の能力にムラがなければ、彼はかなり万能なコンプリートプレーヤーとして評価されるのかもしれない」とも述べている。

 山本に関しては、鈴木よりさらに海外FA権を取得する時期が遅いことに触れながらも「これほどの才能を備える選手に注目しておくのに早過ぎるということはない」と強調。90マイル後半(約152.9キロ以上)に及ぶ速球を投げるだけでなく「決め球のスプリットはレベルが高い」と言及した。

 記事では、ほかの3選手も紹介。日本との準々決勝で先発した米国代表のシェーン・バズ投手(レイズ傘下)やトリストン・カサス内野手(レッドソックス傘下)、ドミニカ共和国代表のフリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ傘下)の名前が上がっていた。

(Full-Count編集部)

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