侍ジャパンの投手陣は「失投と呼べるものがなかった」 米国打者が称賛「言い訳はしない」

決勝の米国戦に先発した侍ジャパン・森下暢仁【写真:AP】
決勝の米国戦に先発した侍ジャパン・森下暢仁【写真:AP】

1番・アルバレス「彼らの投球スタイルはアメリカとかなり異なる」

 公開競技だった1984年ロサンゼルス五輪以来、37年ぶりの金メダルを獲得した侍ジャパン。充実した投手力で決勝の米国戦も2-0で完封勝ち。米国の打者たちも「どのコースにも失投と呼べるものがなかった」と脱帽していた。

 決勝戦では先発の森下が5回3安打無失点の力投を見せると、その後は千賀、伊藤、岩崎、そして最後は守護神・栗林と無失点リレーで頂点に立った。走者を背負いながらも要所を締める侍投手陣を米国はどう見たのか?

 米全国紙「USAトゥデイ」は惜しくも銀メダルに終わった米国打者たちのコメントを紹介。「1番・二塁」で出場し4打数1安打のエディ・アルバレス内野手は「彼らの投球スタイルはアメリカとかなり異なる」と指摘し「どのコースにも失投と呼べるものがなかった」と賛辞を送っていた。

 またメジャー通算218本塁打を誇り「4番・三塁」で出場したトッド・フレイジャー内野手も「言い訳はしない。2アウトになる前に得点圏でチャンスがあまりなかった。だけど素晴らしい経験をさせてもらっている。それは言葉では言い尽くせない」と、決勝の舞台を振り返っていた。

(Full-Count編集部)

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