大谷翔平を「自由にする」 指揮官が語る2戦連続1番先発の狙い「勝負してもらう」

エンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】
エンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】

2番に打率3割超えフレッチャー「打線全体で守ろうと」

■エンゼルス ー ブルージェイズ(日本時間12日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日・試合開始10時38分)、本拠地・ブルージェイズ戦で「1番・指名打者」で先発出場する。2試合連続の1番スタメン。ジョー・マドン監督は「ショウヘイを自由にして、勝負してもらう。もし勝負してもらえないなら走力を生かす。そういう考えだ」と狙いを明かした。

 前日10日(同11日)のブルージェイズとのダブルヘッダー第2試合では「1番・指名打者」で先発出場。初回先頭で右翼線三塁打を放った。マドン監督は「昨日もある程度機能した」と評価。大谷の後を打つ2番には、この日も打率.305のフレッチャーを置いた。3番には負傷者リストから復帰するウォルシュを置き、「ショウヘイは勝負してもらえていないんだ。打線全体で守ろうと思っている」と説明した。

 本塁打、打点のタイトルを争うブラディミール・ゲレーロJr.内野手との“直接対決”。大谷から14試合ぶりの38号本塁打が飛び出すか注目される。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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