貧打に喘ぐ日本ハム、清宮の1軍昇格は? 後半戦に活躍期待の選手【イースタン編】

西武・渡部健人(左)と日本ハム・清宮幸太郎【写真:宮脇広久、石川加奈子】
西武・渡部健人(左)と日本ハム・清宮幸太郎【写真:宮脇広久、石川加奈子】

日本ハムは西武から木村&佐藤を獲得、ドラフト6位・今川はファームで8発

 プロ野球は東京五輪中断期間を経て13日に後半戦に突入。各球団とも残り試合は60を切り、優勝争い、そしてクライマックスシリーズ出場権を得られるAクラス奪取へ戦いはいよいよ佳境を迎える。今後、チーム躍進のための大きな戦力となり得る存在はいるだろうか。今季のイースタン・リーグ成績を基にシーズン終盤での1軍での活躍が期待できる選手をピックアップする。

 パ・リーグ最下位に沈む日本ハムは後半戦が再開したソフトバンク3連戦全試合で無得点に終わるなど貧打が深刻。主砲の中田翔内野手が同僚への暴力行為により出場停止処分を受けており、打線のテコ入れが急務だろう。

 西武からトレード移籍で加入した木村文紀外野手は実績十分で、プロ3年目の佐藤龍世内野手は今季1軍で打率.167(12打数2安打)も、2軍ではリーグ3位の打率.275、6本塁打をマークしている。

 今季1軍出場機会がない2017年ドラフト1位の清宮幸太郎内野手は打率こそ.195だが、リーグ2位の13本塁打&41打点をマークしている。ドラフト6位ルーキーの今川優馬外野手も8本塁打。1軍出場19試合で8盗塁を決めるも、6月中旬に左太もも肉離れで戦線離脱したドラフト2位ルーキー・五十幡亮汰外野手の復帰も待たれる。

ロッテ育成・森はリーグトップの8勝、西武・渡部は本塁打&打点の2冠

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