HR王争う鷹リチャードと阪神井上の昇格は? 後半戦に活躍期待の選手【ウエスタン編】

鷹・リチャードは10本塁打でトップ、オリのドラ3・来田は既に1軍で活躍

 巨大戦力を誇るソフトバンクはウエスタンでも首位を走る。投手では1軍経験も豊富な大竹耕太郎投手がリーグトップタイの6勝(2敗)、笠谷俊介投手が5勝&防御率1.85、杉山一樹投手が4勝&防御率1.41と結果を残している。

 また、椎野新投手がチームトップの34試合に登板してリーグトップの6セーブ、奥村政稔投手が31試合で4セーブ、渡邊雄大投手が29試合登板で防御率1.96と救援陣の充実も目を引く。今季支配下契約し、1軍も経験した大関友久投手は18試合で4勝1敗3セーブ、防御率1.57の安定感だ。

 野手ではリチャード内野手がリーグトップの10本塁打、同2位の45打点をマーク。柳町達外野手が同5位の打率.284、今季途中に阪神からトレードで加入した中谷将大外野手が同8位の.255、増田珠内野手が同9位の.252をマークしている。

 他にも1軍での実績十分の上林誠知外野手が打率.288&3本塁打、2019年ドラフト1位の佐藤直樹外野手が打率.252&3本塁打、今季1軍を7試合経験した野村大樹内野手が打率.244&1本塁打、ドラフト1位ルーキーの井上朋也内野手が打率.283&3本塁打を記録するなど実力者がひしめいている。

 若手の台頭が著しいオリックス。ドラフト3位ルーキーの来田涼斗外野手はウエスタンでリーグ最多の77安打を放ち、打率.263(リーグ7位)、2本塁打、5盗塁をマークして7月13日に1軍へ。ここまで打率.417(12打数5安打)を記録している。25年ぶりVへの起爆剤となる勢いだ。同2位の元謙太外野手も“英才教育”を施されリーグ最多の84試合に出場。打率は.133と低いが、チームトップの4本塁打を放っている。

 投手では高卒4年目の本田仁海投手が規定投球回に達し、2勝7敗、防御率4.11。7月6日の楽天戦で今季初登板した。ドラフト4位の中川颯投手は28試合登板で防御率1.05の安定感。7月14日の日本ハム戦でプロ初登板を果たした。ドラフト1位ルーキーの山下舜平大投手は12試合で1勝6敗、防御率5.06の成績を残している。

(Full-Count編集部)

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