阪神は二塁、ヤクルトは遊撃… “ポジション別守備力”で見る12球団の課題は?

巨人でUZRがマイナスとなったのは坂本の遊撃のみ

 巨人は吉川尚の二塁、岡本和の三塁など各ポジションが軒並みプラス指標に。マイナスなのは坂本の遊撃だけだが、坂本は攻撃面で大幅なプラスを生んでいる。現在2位の巨人は攻守両面でバランスが取れているチームだと見て取れる。

 ヤクルトは山田の守る二塁、村上の守る三塁、青木の左翼がプラス。ただ、右翼や遊撃などがマイナス。右翼は助っ人のサンタナが入るだけに致し方ない部分はあるが、遊撃は攻撃面でもマイナスでチームにとっての課題と言えそう。中日は大島の中堅が大きなマイナスとなっているが、木下が中心の捕手や根尾が好指標の左翼などが大きなプラスになっている。

 5位の広島は捕手と三塁、遊撃でのマイナスが大きく、大きなプラスを生んでいる位置はない。最下位のDeNAは守備面で大きなマイナスに。捕手を除く全ポジションがマイナスとなっており、データから見ると、守備面が大きな課題と言える。

オリックスが首位に立つパ・リーグは…

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