筒香嘉智、パイレーツ移籍初打席で左翼線二塁打 9回代打で古巣守護神ジャンセン撃ち
初打席で古巣の守護神ジャンセンと対戦
■ドジャース 2ー1 パイレーツ(日本時間17日・ロサンゼルス)
パイレーツに移籍した筒香嘉智外野手は16日(日本時間17日)、敵地・ドジャース戦で新天地デビューした。9回に代打で出場し、移籍初打席で左翼線二塁打を放った。チームは1-2で敗れた。
移籍後初安打は1点を追う9回1死だった。代打で登場し、守護神・ジャンセンに対して初球から積極的に振っていった。4球目シンカーを左翼線へ。悠々と二塁ベースに到達した。メジャーでの安打はドジャース時代の5月26日の敵地・アストロズ戦以来82日ぶりだった。
レイズ、ドジャースに続いて3球団目。ドジャース傘下3Aでは43試合に出場し、打率.257、10本塁打32打点を記録。特に8月は打率.378、2本塁打、11打点と好調だった。試合前に報道陣の取材に応じ、「少しの楽しみと、もちろん緊張もあります。その中で自分がどういうプレーができるのか。自分にも期待しています」と意気込みを語った。
今後は外野や一塁での起用が予想される。シェルトン監督は「左翼が(外野の中で筒香にとって)一番慣れているだろう。レイズ、ドジャース、そしてオクラホマで打撃に懸命に取り組んできた彼のプレーを見る機会だ。彼は打席に立つ機会を得ることになるだろう」とマイナーで磨きをかけた打撃を期待していた。