投手なのに「デレク・ジーター」　規格外の跳躍力＆反転ジャンピングスローに米驚愕

三塁側に転がった打球を捕球、振り向きざまに一塁へ投げた

■ジャイアンツ 3ー2 メッツ（日本時間18日・サンフランシスコ）

　身長170センチと、投手としては小柄ながらメジャー通算51勝を挙げているメッツのマーカス・ストローマン投手。2017年にゴールドグラブ賞を受賞するなど抜群の身のこなしも特長の一つだ。17日（日本時間18日）に敵地で行われたジャイアンツ戦に先発した右腕は野手顔負けのジャンピングスローを披露。ファンから驚きの声があがっている。

　4回、ジャイアンツは先頭打者のブランドン・ベルトが三塁側にセーフティバントを試みた。チャージをかけたストローマンは逆シングルで捕球すると振り向きざまに一塁へ反転ジャンピングスロー。見事アウトにした。

　MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公式ツイッターに「私たちと一緒に言ってください。『投手もアスリートです』」と記して動画を投稿するとファンは即座に反応した。

「遊撃手みたいに投げている！」「スパイダーマンのテーマ曲がぴったり」「ゴールドグラブ賞を」「『一部の』投手はアスリートです」「デレク・ジーター・モーメント」「彼以外にこんなプレーができる投手はいないと思う」「アンリアル」「前世では遊撃手だったに違いない」「彼にできないことはない」。

　遊撃手が三遊間の深い当たりを捕球して送球する際によく見られる反転ジャンピングスロー。これを投手がやったことに驚きを禁じ得ないようだ。