宿敵Rソックスとの10.5差を1か月半で逆転 ヤンキース快進撃を支える5人の“ヒーロー”
MLB史上初の快挙を達成した先発投手も
チームでは守護神アロルディス・チャップマンが負傷者リスト入り、左腕ザック・ブリットンも防御率5.71と不調で自ら「抑えに値しない」とアーロン・ブーン監督に話している他、チャド・グリーンとジョナサン・ロアイシガは登板過多と苦しい状況が続いており、「アブレイユは重要なアウトを奪うチャンスを与えられており、これからもそれは続くだろう」と記事は指摘する。
もう1人は23歳の右腕ルイス・ヒル投手。ヤンキースはトレード期限直後の今月3日(同4日)にコールとジョーダン・モンゴメリーが新型コロナウイルス感染で負傷者リスト(IL)入りし、球団内から代わりを見つけるしかなくなった状況で白羽の矢が立ったのがヒルだった。
ヒルは、MLB史上初となるメジャーデビューから最初の3先発登板で無失点の快挙を達成。さらにコールとモンゴメリーが復帰したことで、5人ローテの枠に6投手(コール、コルテス、ヒル、モンゴメリー、ヒーニー、タイヨン)が顔をそろえることになった。ヒルは「ポストシーズン進出を争うチームにおいて武器だ」と解説している。
CBSスポーツは“影のヒーロー”として他にネスター・コルテス投手、タイラー・ウェイド内野手、ワンディ・ペラルタ投手をあげている。
(Full-Count編集部)