大谷翔平は「何年も特別な存在であり続ける」 251勝左腕が“明るい未来”を予言

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

「大谷の一番のファン」名乗るサバシア氏「投手として地に足がついている」

 インディアンス、ブルワーズ、ヤンキースで計19年間プレーし、通算251勝をあげたCC・サバシア氏は、エンゼルス大谷翔平投手の“大ファン”として知られる。同氏は20日(日本時間21日)にインディアンスの本拠地で行われたエンゼルス戦を観戦。改めて“大谷愛”を語っている。

 MLB公式サイトによると、サバシア氏は「彼のプレーを初めて見た時、自分が見た中で最高の選手だと私は言った。それを聞いた世間は動揺していたね。しかし、あのレベルで彼のようなことできる人間はいない。彼のプレーを見るのはアメージングさ」と大谷を称賛。「彼が先発する時は毎回見ている。私は東海岸に住んでいるから中継を見るためにタイマーをセットしないといけないが、恐らく彼の一番のファンは私だ」とチェックを欠かさないことを明かした。

 そして、2年前に初めて大谷を生で見た時の衝撃を語った。「スピード、あの体の大きさ。彼本人をこの目で直接見た2019年まで、私はそのことに気づかなかった。彼にできないことは何もない。投球を生で見たことはないけど、テレビで何度も見た。投手として地に足がついてきている。怪我さえしなければ、この先何年も特別な存在であり続けるだろうね」と、今後しばらくは大谷の圧倒的活躍が続くとも“予言”した。

“大谷賛歌”はこれだけにとどまらない。「彼は少年たちが憧れることをやっている。文字通りメジャーリーグという舞台でリトルリーグでするようなプレーをしている」。世界最高峰の舞台で、投打両面で突出したパフォーマンスを発揮する大谷にこれ以上ない賛辞を送った。

 ただ、「(全盛期の自分なら)彼を打ち取れるよ、間違いなくね。内角へのツーシームとスライダーで攻めているよ」とも。2007年にサイ・ヤング賞、09&10年に最多勝を獲得したプライドをのぞかせていた。

(Full-Count編集部)

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