佐藤輝明か栗林良吏か…今季のセ新人王争いは超ハイレベル 中野拓夢は盗塁トップ

阪神・中野拓夢【写真:荒川祐史】
阪神・中野拓夢【写真:荒川祐史】

阪神・中野はリーグトップタイの18盗塁、DeNA・牧は新人トップの打率.284

 2人を追う1人が中野だろう。4月上旬に遊撃の定位置を奪取し、打率.267(20位)、1本塁打、19打点をマーク。特筆すべきは盗塁数で、18盗塁は同僚の阪神・近本、ヤクルト・塩見と並んでリーグトップだ。盗塁死は僅か1で、成功率は.947と高い。一方で失策数はリーグワーストの13を記録している。

 DeNA・牧はここまで88試合に出場して打率.284(13位)、13本塁打、42打点をマーク。二塁は柴田との併用でベンチスタートの試合もあるが、21日の巨人戦では代打で登場して試合を決める13号3ランを放って存在感を改めて示した。

 他にも阪神のドラフト2位・伊藤将司投手が13先発で6勝5敗、防御率2.66をマーク。開幕3連勝を果たした左腕は今月18日のDeNA戦に8回2失点と好投して6勝目をマークした。シーズン途中から先発に回った広島のドラ3・大道温貴投手は24試合登板(先発7試合)で5勝4敗3ホールド、防御率4.75の成績を残している。

(Full-Count編集部)

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