西武、佐々木健が新型コロナ感染防止ルールに違反と発表 1か月の対外試合禁止処分

西武が佐々木健に対外試合出場禁止(1か月)の処分を下したと発表
西武が佐々木健に対外試合出場禁止(1か月)の処分を下したと発表

7、8月に新型コロナ感染防止の球団ルールに違反

 西武は25日、佐々木健投手が7、8月に新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から球団で定めているルールに違反した事実が判明したと発表した。25日から1か月間、対外試合出場禁止の処分とした。

 球団によると、佐々木は感染リスクの高い行動を禁止している中で同居家族以外の知人女性との長時間の面会、さらに行動記録の提出が義務付けられている中で未提出及び記載漏れがあったという。23日に佐々木本人から球団に報告があり、24日に詳細が判明したという。

 球団は再発防止策として、「佐々木に対しては、プロ野球選手としての自覚を持つことはもとより、自らの行動に責任を持ち、ルールを遵守するよう厳しく指導いたしました。また、チーム全体に対しても、今般の事態を伝え、あらためてルールを遵守するよう指導・徹底します」とした。

 佐々木健は青森・木造高、富士大、NTT東日本を経て2020年ドラフト2位で西武入り。今季は5試合登板(2先発)し、0勝0敗、防御率8.31。球団を通じて、「コロナ禍において様々な制約がある中、私自身の甘さゆえ、関係の皆さま、ファンの皆さまの期待を裏切る行動を取ってしまったこと、心よりお詫び申しあげます。大変申し訳ございませんでした。今後、2度とこのようなことを起こさないよう、十分に注意するとともに、あらためてチームで定められたルールを心に刻み、責任ある行動をとってまいります。この度は大変申し訳ございませんでした」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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