元高校野球部マネだった人気女優 関水渚さんが明かす“野球愛”と忘れられない夏

高校時代は野球部マネジャーを務めた経験も【写真:荒川祐史】
高校時代は野球部マネジャーを務めた経験も【写真:荒川祐史】

人気上昇中の女優が注目する“地元”のプロ野球選手は…

 神奈川県の高校に通っていた関水さんは、横浜スタジアムでの試合も経験した。マネジャーとして多くの試合を見届けてきた中で、いわゆる“強豪校”と言われるチームに共通するものを見つけたそうだ。

「相手が強い高校であればあるほど、同じ高校生とは思えないほどメンタルがすごい。持ち直し方というか、切り替え方ですね。自分のチームは一度、ダメになってしまったら、そのダメな空気がずっと流れてしまって、そこからみんな打てなくなってしまうことが多かったんです。切り替えがうまいと、やっぱり強いんだなと思いました」

 そんな関水さんが当時から注目しているのが、関水さんの1学年下で、当時横浜高の主力選手だった増田珠内野手(ソフトバンク)だ。当時の横浜高は「衝撃的な強さでした」と言い、「同じ野球部の男の子と一緒に増田選手を応援していました。長崎出身で、遠い横浜にきて野球をやっているのもすごい!」と目を輝かせ、ひと夏の思い出を明かした。高校野球観戦については「最近は行けていなかったのですが、今年は野球にまつわるドラマをやらせていただいて、久しぶりに野球と関わることができたので見に行きたいです」と声を弾ませた。

 最後に、関水さんがスコアを書いていて一番楽しいと感じる瞬間を聞くと、「ストライクを書き込んでいるとき」だと言う。「投手がストライクを多く投げると気持ちがいいです。私はストライクを白い〇、ボールを棒線で記入していたのですが、〇が多いとうれしかったです」とはにかんでいた。野球で一番好きなシーンは「ホームランです! テンションが上がります」という関水さん。人気急上昇中だけに、これからのホームラン級の活躍が楽しみだ。

〇関水渚(せきみず・なぎさ)
1998年6月5日、神奈川県生まれ。2017年に「アクエリアス」のCMでデビュー。2019年には映画「町田くんの世界」の主演の座をオーディションで射止め、第74回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞、第62回ブルーリボン賞新人賞などを受賞。テレビ東京系ドラマ「八月は夜のバッティングセンターで。」(毎週水・深夜1時10分~)で連続ドラマ初主演を務める、今人気急上昇中の若手女優。6月18日のDeNA-広島(東京ドーム)では始球式を行なった。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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