巨人・菅野智之が56日ぶり復帰登板も3勝目ならず 3発被弾で6回5失点

広島戦に先発した巨人・菅野智之【写真:荒川祐史】
広島戦に先発した巨人・菅野智之【写真:荒川祐史】

2回以降、粘りの投球を見せるも6回に菊池涼に一発

■巨人 ー 広島(26日・東京ドーム)

 巨人・菅野智之投手が26日の広島戦(東京ドーム)で56日ぶりに1軍復帰を果たした。初回から2者連続アーチを浴びて3点を失うと、6回にも本塁打を浴び、6回6安打5失点。復帰戦で3勝目はならなかった。

 菅野は初回2死までとったが、安打を許した西川を一塁に置いた状態で4番・鈴木誠を迎えた。相手主砲に9球も粘られ、最後はスライダーをバックスクリーンに運ばれた。さらに次打者の坂倉にも直球を右中間席に被弾。3点を失った。2回以降は立て直し、5回まで無失点だったが、6回に菊池涼に2ランを左翼席に運ばれ、5点目を失った。6回に打席が回ってきたところで代打を送られた。

 菅野は7月1日の広島戦で2回1/3、4失点で降板し、翌日に登録抹消になっていた。首位奪取のキーマンとしてマウンドに上がったが、勝利はならなかった。スライダーなど変化球を痛打されたが、力のある直球も見られ、次戦の登板に期待したいところだ。

【動画】広島・菊池に被弾した瞬間、打球を見ずに肩を落とした巨人・菅野

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY