大谷翔平、150キロ直球が右手直撃もプレー続行 3回遊飛で豪快スイング、ファン安堵
初回に150キロ直球が右手首付近に直撃、本拠地を騒然とさせた
■エンゼルス ー パドレス(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地・パドレス戦で「2番・指名打者」で先発出場した。18試合ぶりの2番スタメン。初回の第1打席で150キロ直球が右手首付近に直撃して空振り三振。打撃への影響が心配されたが、3回の第2打席は豪快なフルスイングを披露。結果は遊飛だった。
アクシデントは初回無死一塁だった。2ストライクからの4球目。21歳左腕・ウェザースの93マイル(約149.7キロ)のフォーシームが内角高めへ。その球がバットを振りにいった右手首付近に直撃した。大谷は「あぁ」と声をあげて苦悶の表情。患部を抑えたまま一塁ベースへ歩きだした。本拠地は騒然だった。
2回表には自軍ベンチに戻り、患部を回して動きを確認。次打席へ準備を進めた。3回1死の第2打席では積極的に振っていったが、フルカウントからの9球目スライダーに遊飛に倒れた。豪快なスイングでファンの心配を吹き飛ばした。
打撃に大きな影響はなさそうだが、31日(日本時間9月1日)の本拠地・ヤンキース戦では先発マウンドに上がる。1918年ベーブ・ルース以来103年ぶりの「2桁本塁打&2桁勝利」がかかっているだけに、投手・大谷への心配は続きそうだ。
(Full-Count編集部)